MELMO

いのちの声 こころの詩

私の心

「もうアンタのところにはいられないよ」
たぶん最後にそう言い残して飛んで行った
私の心は葉っぱのような
小さな小さな羽を
ちょこんとつけて
ゆくあてもない長い旅をしている

私の心はいつ飛んで行ったのか
わからない
思い出せないほど遠い昔

どこにいるの 帰っておいで
もう大丈夫だから
安心して 帰っておいで
ごめんね 悲しい思いをずっとさせたね
やっとあなたのこと思い出せたの
最近はさみしくない
おちついてゆっくりと暮らしているの